ハーブビネガーはお酢にハーブを漬け込んだもので、 キッチンでの出番がいっぱいの便利な調味料です。
酸化しやすいオイルに比べ、ビネガーは殺菌力もあるので、 空気にふれていなければ保存も簡単です。
ハーブビネガーは簡単に作れて長期保存が効くので、 キッチンには欠かせないスパイスとして重宝します。
ハーブビネガーはサラダやマリネだけではなく、
焼いたチキンなどのソース作りやヨーグルト他、
デザートに数滴かけてもおいしく仕上げることができます。
また、ハーブビネガーにオイルと塩、コショウを混ぜると
サラダのドレッシングとしても利用することができます。
卵などと混ぜて、香りのよいマヨネーズを作ることもできます。
ハーブのタラゴンを米酢につけ込んだタラゴンビネガーは、
魚介類を湯がくときに数滴垂らすと臭みがスッキリとれます。
また、寿司酢としても利用することができます。
セージを漬けたセージビネガーはドレッシングだけでなく、
料理の隠し味にもおすすめです。
缶詰のソースを使うとき、料理に数滴垂らすだけで、
気になる缶詰特有のにおいを消してくれます。
ハーブビネガーは使って減った際に中身が空気に触れると
カビが生える原因となりますので、ビネガーを足すか、
中身を取り出すようにしてください。
ハーブビネガーの保存は、特に冷蔵庫に入れなくても、
冷暗所であれば１～２ヶ月ほど持ちます。
中身を取り出せば、さらに２～３ヶ月は持ちます。
ハーブビネガーを入れる瓶は、金属の栓のものは
酢と反応して変色してしまいますので、避けてください。
ハーブビネガーに使用するビネガーは、
ワインビネガーやアップルビネガーやラズベリービネガーなど、
フルーツ系の香りや比較的癖の少ないものがおすすめです。
①ハーブビネガーに使うハーブをビンの大きさに切り、
洗って水気をを完全にとってからビンに入れてください。
(ビンの向こうが透けて見える程度が適量です。)
②上記で用意した瓶に酢を注ぎます。
中に入っているハーブが完全に酢に浸っていないと、
カビが生える場合がありますので、酢はたっぷりと入れます。
③日の当たらない冷暗所で常温で４～５日ほど保存し、
酢に香りが移ったことを確かめたらハーブを引き上げます。
中の酢はモスリン布やコーヒーフィルターなどで濾したら、
遮光瓶に入れて保存すると４～５ヶ月持ちます。
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