ハーブの栽培ではコンテナ(鉢)の選び方も重要になります。
たとえば、根がまっすぐに伸びるハーブには、 深さのある鉢を選んで植えてあげる必要があります。
コンテナの素材や形状をハーブに合わせて選び、 効率よく栽培するようにしましょう。
テラコッタ(素焼き)も素敵ですし、 ワインの木箱もおしゃれな感じがしておすすめです。
コンテナにコンテナをのせる2段重ねもユニークです。
コンテナには、テラコッタ、プラスチック、鉄製など、 さまざまな材質や形がありますが、植えるハーブに合わせて、 実用性とデザイン性の両面で満足できるものを選びます。
また、小さな苗はいきなり大きい鉢に植えずに、 生長に従って段階的に大きくしていくようにします。
ハーブのサイズに合った鉢を選ぶことが大切です。
テラコッタの特徴 テラコッタは、イタリア語で「焼いた土」の意味で 素焼き鉢のことをさします。
生産地(生産国)によって焼成温度や色が異なり、 高温で焼かれた鉢のほうが、冬期に凍りにくく、 割れにくいという特徴があります。
テラコッタのメリット 通気性があるために乾燥を好むハーブに向きます。 好みにも寄りますがデザイン性や質感にも優れています。
テラコッタのデメリット 保水性に欠け、鉢の中の土が乾きやすいという特徴があります。 重いため、扱いに労力が必要となります。
プラスチックの特徴 以前は形状や質感などがチープな印象がありましたが、 近年ではすっかりそのようなイメージから脱却し、 いろいろなカラー展開があり、デザインも豊富です。
葉や花の模様がレリーフのように描かれ、 テラコッタと見間違えるような質感の鉢もあります。
鉢底ネットが不要の使い勝手のいいタイプもあります。
プラスチックのメリット 保水性がよく、鉢の中の土が乾きにくいため、 湿度を保ちたいハーブの栽培に向いています。
水やりの労力が軽減でき、軽量なため扱いやすく、 価格が比較的手ごろなのも魅力です。
プラスチックのデメリット プラスチック製のコンテナは通気性と保温性に欠け、 鉢の中が過湿になりやすいのが欠点です。
鉢下の風通しにポットフットを 蒸れや湿気が苦手なハーブたちのために、 テラコッタのおしゃれなポットフットや煉瓦をおいて 風通しをよくしてあげるようにしましょう。
ウインドウボックス(テラコッタ/プラスチック) テラコッタ製のものもありますが、 ガラス繊維や樹脂で補強された強化プラスチック製は 軽量で耐用にも優れておりおすすめです。
ウインドウボックス(木製) 窓の外側に配置できるように横長の形状をしています。 木製のものはヨーロッパの建物の窓辺でよく見かけます。
ベルサイユヤブ かつてベルサイユ宮殿ではオレンジの木を植えていました。 エレガントでクラッシックなコンテナです。
リサイクルポット リサイクル紙で作られ、使用後は可燃ゴミとなります。 耐用年数は1〜2年ほどです。
ストーンシンク 石製の流しをコンテナにしたもので、 現在ではアンティークとなるものがほとんどです。
ハンギングバスケット 内側にヤシシートなどのライナーを敷いて使用します。 つり下げや壁掛けタイプのものがあります。
ハンギングポット
つり下げや、壁に掛ける鉢のことで、いろいろな素材のものがありますが、 テラコッタ製のものは重量に注意してください。
ウォールポット
壁に掛けて使用する夕イプで、さまざまな形やサイズのものがあります。
ストロベリーポット
ポケット(植え穴)がたくさんあるコンテナで、
本来はイチゴ栽培のためのコンテナです。
アリババポット 名前から受ける印象はアラビア的ですが、 地中海の雰囲気を演出できる形の鉢です。
ペデスタル&ボウル
台座つきのボウル型コンテナで、エレガントな雰囲気の演出ができます。
フレンチアーン ルネサンス時代に使われたベル型のコンテナで、 台座つきの壺を模写し、コンテナにしたものです。
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