収穫してその効能や香りを楽しむハーブですが、
見た目が美しかったり、かわいいものなど、栽培自体も十分に楽しむことができます。
ハーブには様々な種類があり、丈夫な品種も多いので、 簡単に栽培できる初心者向けものも多くあります。
ここでは基本的なハーブの育て方について紹介します。
ハーブを育てるときに大切な3原則は、@日照、A水やり、A風通しです。
ほとんどのハーブは、日当たりが大好きですので、 4〜6時間/日以上、直射日光が当たるところで育てましょう。
それぞれのハーブによって好みが異なりますので、 各ハーブのページで日当たりについて確認してください。
地植えで栽培する場合は、基本的に水やりは必要ありません。
ただし、排水が悪い場所は土壌の改善が必要なため、 腐葉土や堆肥をすき込むようにしてください。
特に排水が悪い場合は、地面を50cm以上掘って、 底に軽石を敷きつめるなどの作業が必要になります。
風通しはよすぎても無風でもよくありません。
特に、常に風が強く吹き続ける場所では、ハーブの枝や葉から水分が奪われ、
枯れる原因となります。
ハーブを育てる最大のコツは、「毎日様子を見る」こと。 そして、もし枯らしても「気にしないこと」です。
特にコンテナ栽培のハーブの場合には、限られた場所での生育になりますので、 できる対策も限られてしまいます。
買ってきた苗が、必ずしもあなたの家の環境に合うとも限りませんし、
水やりを忘れたり、肥料を不必要にやりすぎたりしても枯れてしまいます。
ただし、ハーブは丈夫な品種も多いので、
そういう品種は多少のことなら大丈夫ですので、 自信のない場合には、そういう品種から育てるのがよいでしょう。
はじめから栽培上手な人はいませんから、たとえ枯らしてしまっても、 何度でも再チャレンジしてみてください。
その中で、原因やコツもつかめるはずです。
ハーブを初めて育てる場合には、まずは、 コンテナや鉢で1種類のハーブを育てるのがおすすめです。
1鉢1種類のハーブをキッチンの日の当たる場所に数鉢置けば、 小さなハーブガーデンの誕生です。
ハーブを身近で育てることから、すべては始まります。
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