ワイルドチェリー WILD
CHERRY
バラ科 落葉高木
【学名】 Prunus
Serotina
【利用部分】 樹皮
【浸出時間】 6〜8分
【原産地】 アメリカ
【栽培】 家庭での栽培には向かない。
【薬効】 鎮咳作用。去痰作用。鎮静作用。苦味健胃作用。
気管支炎・百日咳・喘息・目の炎症に効果的。
【他の利用法】 薬用。ジャム。ワイン。
【注意点】 眠気を催すことがあるので注意。 急性感染症の患者は服用を控える。
ワイルドチェリーはスモモの仲間に 分類されるバラ科の高木で、 モモやプラムも同属です。
仲間の中でも高く生長する木で、 だいたい10〜20p、 高いものは25mぐらいになります。
黒い果実にはやや苦みがあり、 ジャムやワインの材料として利用されます。
ワイルドチェリーのハーブティーは、 ショウガを思わせるような香りが特徴で、 えぐみに近い強い苦みがありますので、 蜂蜜などで甘みを加えて飲むのがおすすめです。
ワイルドチェリーの樹皮は 咳止めの特効薬としての効果が 古くから知られており、 特に刺激性の咳や 神経性の咳に効果があります。
消毒効果で感染症の症状を抑えます。
ワイルドチェリーは去痰作用により、 蓄積した粘液を取り除く効果があります。
風邪やインフルエンザなどには ワイルドチェリーの鎮静効果が役立ちます。
急性感染症の患者は、 服用を控えるようにしてください。
ワイルドチェリーの鎮静作用の成分である 青酸は大量になると毒性を持ちます。
また、眠気を催すことがあるので、 服用の際には気をつけてください。
ワイルドチェリーはそのままお茶にしてもよいのですが、 前処理として淹れる前のハーブの種を 金槌や石臼で潰したり砕いたりすることにより より成分を浸出させることができます。
ワイルドチェリーのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1杯〜1杯半程度のワイルドチェリーを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま6分〜8分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
アイスティーとして楽しみたい場合には、 氷を入れたグラスに濃いめに出した ハーブティーを直接注ぎます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、 紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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