メドウスイート MEADOWSWEET
バラ科 多年草
【学名】 Filipendula
Ulmaria
【利用部分】 葉、花
【浸出時間】 3〜5分
【原産地】 西アジア、ヨーロッパ
【栽培】 湿り気がある土地。多少の日陰でも育つ。
【薬効】 利尿・解熱・鎮痛・殺菌・抗炎症作用。リウマチの症状の緩和。
【他の利用法】 薬用、香味料、お茶。
メドウスイートは アーモンドのような甘い香りがし、 ジャムなどの香味料などに よく用いられています。
花の甘い香りが求婚時代、 葉のピリッとした香りが 現実の結婚生活を表す 「求婚と結婚のシンボル」と いわれることもあります。
日本では西洋夏雪草 (セイヨウナツユキソウ)という 和名で呼ばれています。
メドウスイートのつぼみには 鎮痛・解熱剤のアスピリンの原料になる サルチル酸が含まれています。
メドウスイートのハーブティーは フルーティーな香りが口に広がる 美味しいハーブティーです。
ハチミツなどを加えて飲むと、
飲みやすくなります。
メドウスイートに含まれる サリチル酸の鎮静・解熱作用が 風邪やインフルエンザの症状に効果的です。
制酸作用が消化器系の 潰瘍や胃炎、胸焼けなどを 改善する効果があります。
メドウスイートの利尿作用で、 むくみの改善や抗菌性による、 尿道炎・膀胱炎に対して効果的です。
ハチミツ入りのハーブティーは 病み上がりの体力の回復を サポートしてくれる効果があります。
発汗作用がダイエット効果もあります。
サリチル酸やアスピリンを 服用している場合は メドウスイートの服用を
控えるようにしてください。
メドウスイートは、そのままお茶にしてもよいのですが、 淹れる前に茶葉に少し手を加えると、 より強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、 茶葉を手で揉んで香りをたてたり、 乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
メドウスイートのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1杯〜1杯半程度のメドウスイートを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま3分〜5分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
メドウスイートのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
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メドウスイート (40%) + カモミール (30%) + メリッサ (30%)
熱やのどの痛みなどの風邪の諸症状を抑える効果があります。
A メドウスイート (40%) +
マシュマロー (30%) + メリッサ (30%) 胃腸の不調やもたれからくる不快感の緩和に効果的です。
B メドウスイート (40%) + キャッツクロー (40%) + コラーゲン (20%)
膝や腰などの関節の痛みの緩和に効果があります。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、
紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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