ホップ HOPS
クワ科 多年草
【学名】 Humulus
Lupulus
【利用部分】 花
【浸出時間】 2〜3分
【原産地】 アメリカ、西アジア
【栽培】 取り木、挿し木で比較的簡単に増やせる。
【薬効】 鎮静、催眠、殺菌、消化促進作用、腹痛の緩和、緊張性の頭痛の緩和。
【他の利用法】 ポプリ、香料。
【注意点】 うつ病の症状のある方は服用しないこと。
ホップはつる性の多年草で、 栽培の歴史は古く、ビールの苦みの元として よく知られています。
和名はセイヨウカラハナソウです。
ホップは雌雄異株で、 ビールに使われるのは、雌株だけです。
イギリスのエール(ビールの一種)には、 伝統的に用いられていません。
ホップのハーブティーは、味がほとんどなく、 香りはビールより少しツーンとくる感じで、 少し苦みがあります。
お湯を注
ぐとホップの花が ふわぁと広がりとてもきれいです。
ホップには鎮静効果があるので、 不眠症の治療に用いられ、 ホップの花を枕に入れた 安眠枕も広く利用されてきました。
ホップは中枢神経に働きかけ、 緊張や不安をやわらげて、 リラックスさせてくれます。
消化促進作用もあるので、 おなかが張っているときなどに 飲むのも効果的です。
ブレンドティーにして、 夕食後に飲むと、消化不良を解消し、 深い眠りに誘ってくれます。
ホップは月経前の緊張症や不安、 不眠などの更年期の諸症状の 緩和のために用いられています。
ホップを入浴剤として利用すると、 疲労回復の効果があります。
女性のためのホップと言われ、 男性が用いることにより、 ホップの鎮静効果とエストロゲン作用が 性欲を減退させるとされています。
中枢神経に弱い抑制作用を及ぼすので、 うつ病の症状がある方は服用を控えてください。
ホップは、そのままお茶にしてもよいのですが、 淹れる前に茶花をハサミで切っておくと、 成分や香りが抽出しやすくなります。
ホップのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1杯〜1杯半程度のホップを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま2分〜3分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、
紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
▼私がよく買い物をしているおすすめのサイトです。
|