チコリ CHICORY
キク科 二年草
【学名】 Cichorium
Intybus
【利用部分】 根
【浸出時間】 6〜8分
【原産地】 ヨーロッパ
【栽培】 耐寒性もあり、育てやすい。
【薬効】 消炎・強壮・緩下作用。消化・肝機能促進。抗菌作用。
血液浄化・利尿作用。気管支の炎症や貧血に効く。
【他の利用法】 料理、薬用。
チコリは独特の香味と苦みがある サラダ野菜で、古代ギリシャ・ローマ時代から 食用にされていました。
チコリの繁殖力は強く、現在では ユーラシア・北アメリカでも広く分布しています。
近年は日本でも知られるようになり、 スーパーなどで見かけるようになりました。
見た目はハクサイに似たところがあります。
人気のある西洋野菜のエンダイブも、 チコリの仲間です。
チコリの根のハーブティーは、 香ばしくてほろ苦く、 コーヒーをソフトにしたような風味です。
タンディライオンの根と同様に、 いると一層コーヒーの味に近づきます。
コーヒーの味をマイルドにするので、 古くからコーヒーにブレンドして、 飲まれてきました。
チコリのハーブティーは、 気管支炎の炎症をやわらげます。
体内から利尿を排出させるので、 膀胱炎にも効果的です。
チコリの成分のイヌリンが、 血糖値の改善に期待できます。
チコリコーヒーの成分である チコリオリゴ糖は腸内を正常に保ち、 腸内バランスを整える効果があります。
コーヒーの代用品や原料でもありますが、 カフェインやカフェータンニン酸は いっさい含んでおりません。
チコリのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1/2杯〜1杯程度のチコリを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま6分〜8分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、 紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
チコリのおすすめブレンドには下記があります。
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チコリコーヒー (30%) + ルイボス (40%) + ローズヒップ (30%) お肌の老化を抑え、美肌効果があります。
A チコリコーヒー (40%) + シモン芋葉 (30%) + サラシア (40%)
高カロリー・高脂肪食の後のお茶としてダイエット効果があります。
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