ジャスミン JASMINE
モクセイ科 落葉低木
【学名】 Jassminum
Officinale
【利用部分】 花
【浸出時間】 2〜3分
【原産地】 インド、東南アジア
【栽培】 湿り気がある土地。多少の日陰でも育つ。
【薬効】 リラックス効果。鎮静・抗鬱作用。下痢・腹痛の緩和。
【他の利用法】 料理、お菓子、お茶。
ジャスミンは6月頃に白く可憐な 花を咲かせ、お茶としての人気が高く、 甘美な花の香りが気分を リラックスさせてくれる効果があります。
ジャスミンは、その上品な甘い香りから 「香りの女王」と呼ばれています。
ジャスミンの和名はソケイで、 中国の美女の名からつけられています。
ジャスミンの甘くエキゾチックな 香りする花は食用や香料によく利用されます。
ジャスミンのハーブティーは、 紅茶やウーロン茶と とても相性がいいのが特徴で、 香りづけとして使われます。
ただし、中国茶のジャスミンティーなどに 一般的に用いられるのは、 同属異株のアラビアンジャスミン 別名、マツリカのことですので注意を。
ジャスミンのハーブティーには、 鎮静効果や抗うつ作用があり、 気分転換を助けてくれたり、 不安や気うつを軽減する、 不眠を解消するなどの効能があります。
胃腸の調子がすぐれないとき、 下痢気味の方などにもおすすめです。
女性のホルモンバランスを 調整する働きも知られていますので、 生理時に体調が崩れる人や 更年期障害の方にも効果的です。
ジャスミンは、そのままお茶にしてもよいのですが、 淹れる前に茶葉に少し手を加えると、 より強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、 茶葉を手で揉んで香りをたてたり、 乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
ジャスミンのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1杯〜1杯半程度のジャスミンを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま2分〜3分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
ジャスミンのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
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ジャスミン (70%) + ペパーミント (30%) 気分がふさいでいる時の気分転換におすすめです。
A
ジャスミン (20%) + レモンバーベナ (30%) + ペパーミント (30%) + タイム (20%)
ストレスなどでイライラしているときにスッキリしたい際におすすめです。
B ジャスミン (40%) +
リンデン (30%) + レモングラス
(30%) 気分がふさいでスカッとしたいときの、気分転換におすすめです。
C ジャスミン (50%) +
ルイボス (25%) + ローズマリー (25%) お肌にうるおいを与え、美肌や老化防止の効果があります。
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