ディル DILL
セリ科 一年草
【学名】 Aniethum Graveolens
【利用部分】 葉
(種)
【浸出時間】 3〜5分
【原産地】 アメリカ
【栽培】 土壌は特に選ばない。
【薬効】 カゼ症状の緩和。芳香作用。鎮静・鎮痙作用。利尿作用。腹痛の緩和。
口臭解消。消化器肝機能改善。母乳の出をよくする。整腸作用。胃痛の緩和。
【他の利用法】 料理。パン。お菓子。薬用。
ディルは芳香のある一年草で、 夏に花が咲き、先端に卵形の種実がなります。 この実の変わった香りが人気です。
ディルは「なだめる」という意味の 古代北欧語にその名前が由来します。
古代ギリシャやローマでも よく使われていましたと言われています。
ディルは草全体がハーブとして、 料理に利用することができます。
種や実はピクルスに欠かせない材料で、 パンや焼き菓子などにも利用されます。
茎はスープや魚料理に、 葉はサラダやソースの香りづけに使われ、 その独特の風味が好まれています。
ディルのハーブティーは、 ややクセのある草の香りがしますが、 味にはクセがなくさっぱりしています。
また、かすかな甘みを感じることができます。
味や香りに特徴がありますので、 ちょっと気分をかえてハーブティーを 楽しみたい時などにブレンドするとよいでしょう。
ディルはその名前の由来どおり、 鎮静効果があります。
また、胃腸の調子を整える 効果も確認されています。
そのため、お腹がもたれて 眠れないときなどに非常に効果的です。
鎮静作用からぐずる子どもに ディルのハーブティーを 飲ませる習慣が古くからありました。
また、授乳気の母親には 母乳の出をよくする効果があり、 母子ともに重宝するハーブティーです。
ディルのハーブティーの入れ方は、 まず、大サジ1/2杯〜1杯程度のディルを マグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、 そのまま3分〜5分ほど浸出し、 好みの濃さになるまで待ちます。
ディルのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
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ディル (50%) + キャラウエイ (50%) + カルダモン (2粒)
爽やかな香りで口臭の予防におすすめです。
A ディル (40%) + コリアンダー (40%) +
ジンジャー (20%) お腹がもたれる時などの胃腸の調子を整えます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、 紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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