苔玉は観葉植物の根の部分を土と苔で覆って育てる方法で、
ケト土という粘り気のある土を使い、その周りに苔を巻きます。
鉢を使わず育てるので、ひと味違った雰囲気を楽しむことができます。
特に癒しの和の空間を演出する場合におすすめです。
また、トロピカルな雰囲気の観葉植物とも意外とマッチします。
苔玉を作るために用意するものは観葉植物、コケ、ケト土、
テグスなどで、これらは園芸店やネットで容易に手に入ります。
まず、観葉植物を鉢植えから取り出し、根の周りをケト土で覆います。
その後、ケト土の周りに苔を貼り付け、姿を整えていきます。
苔は形が崩れたり、剥がれたりしないようにテグスを巻き付けます。
鉢の上などに置き、苔を乾燥させないように気をつけてください。
苔玉の苔の代わりに水苔を使ったものも人気があります。
水苔の場合には上記の作り方のケト土や苔の代わりに、
水苔を根の周りに貼り付け、形を整え、テグスなどで固定します。