シュガーバイン
ブドウ科 常緑多年草
【学名】 Parthenocissus
sp.
【別名】 パルテノシッサス、シッサス
【原産地】 熱帯地方、亜熱帯地方
【花期】 −
【結実期】 −
【耐陰性】 普通
【耐寒性】 あり
【最低温度】 0℃
【乾燥】 普通
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 挿し木、株分け
【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ、ハマキムシ、ナメクジ
【育てやすさ】 簡単
シュガーバインは可愛らしい葉の形が人気の観葉植物です。
シュガーバインは葉の付け根に半透明の甘い樹液がつくので 甘いツタといった意味のシュガーバインという名前が付けられています。
シュガーバインは鉢植えにしたり、トレリス仕立てやハンギングなど、 さまざまなスタイルで楽しむ事ができます。
単体の鉢植えとしても、寄せ植えのベースとしても存在感があります。
シュガーバインは耐陰性があり、耐寒性もあるので、 初心者でも比較的簡単に育てることが出来ます。
日当たり: シュガーバインは基本的には日当りを好む観葉植物です。
しかし、真夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので避けてください。
置き場: シュガーバインは耐陰性があるので、暗い場所でも枯れることはありませんが、 徒長し間伸びした姿になってしまいますので、年間を通して明るい場所で 育てるようにしてください。
水やり: シュガーバインの水やりは春と秋は鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
夏場は水を切らさないようにし、葉水で与え湿度を高めることも必要です。
冬場は水やりを控え、乾燥気味に管理するようにしてください。
肥料: シュガーバインの施肥は春〜秋にかけて、 緩効性の化成肥料を2ヶ月ごとの頻度で置き肥してください。
植え替え方法と時期: 根詰まりし始めたら植え替えをしてあげる必要があります。 鉢底から根が見え出したら植え替えが必要なサインです。
植え替えの時期は5〜6月、9〜10月が適期になります。
株を鉢から抜き、根の周りの古い土を落とし、傷んだ根を取り除きます。
大きく育てたい場合には、ワンサイズ大きな鉢に植え、 大きくしたくない場合には株分けして大きさを調整します。
植える際は、新しい土に植えるようにしてください。
剪定やスタイリング: シュガーバインは鉢をはみ出してつるを長く伸ばすので、 高さのある鉢に植えるのがオススメです。
丸鉢や高さのない鉢に植える場合には、すぐに床につるが届いてしまうので、 スタンドや台の上などに乗せて飾るようにするのがオススメです。
生長しすぎて株と鉢とのバランスが悪くなってきたら、切り戻しを行います。
長く伸びた枝は鉢の縁か5cmほどはみ出る程度まで切り戻し、 混み合った場所の枝は引き抜いてバランスを整えてください。
病害虫: シュガーバインを育てる上で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけての ハダニやカイガラムシ、アプラムシ、ナメクジになります。
枝葉が混み合ったりして、蒸れたりすると発生しやすくなりますので、 こまめに剪定し、風通しをよくキープするようにしてください。
発生を確認したら、早めに薬剤散布などにより防除してください。
越冬: シュガーバインは耐寒性がありますので、 霜や雪で凍らない程度の環境であれば越冬が可能です。
越冬に必要な最低温度は0℃ですので、室内に取り込んであげれば、 特に特別な管理をすることなく冬を越すことが出来ます。
殖やし方: シュガーバインは春〜夏にかけて株分けや挿し木で殖やすことが出来ます。
挿し木や株分けの方法は、他の観葉植物の一般的な方法と同じです。
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