ポリシャス
ウコギ科 常緑広葉樹
【学名】 Polyscias
【別名】 ポリスキアス、タイワンモミジ
【原産地】 熱帯アジア
【花期】 −
【結実期】 −
【耐陰性】 普通
【耐寒性】 普通
【最低温度】 5℃
【乾燥】 普通
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 挿し木
【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ
【育てやすさ】 やや難しい
ポリシャスは深く入った切り込みの入った葉の形や、 曲がった木の幹により作られる樹形が魅力的な観葉植物です。
原産地では2〜8mほどまで育ち、独特の香りがあります。
ポリシャスには様々な品種があり、品種ごとのに葉の色や葉の形、 切れ込みの入り方、斑模様の姿などのバリエーションが豊富で、 品種によっては別の種類の植物のように見えるほどです。
ポリシャスという名前は、この植物が葉がたくさん茂る姿から、
ギリシャ語の「ポリ=多い」と「スキアス=影」より付けられました。
ポリシャスは熱帯アジア原産の観葉植物ですので、 日本で育てると葉の色が本来のものよりも薄くなってしまいますが、 これは、日照不足によるものです。
ポリシャスは11〜3月の間の低温期には生育が止まりますので、 新芽などが出なくなります。
しかし、高温期である6〜9月は育成期になりますので、 この時期に新芽が出ない株は根詰まりなどが考えられます。
日当たり: ポリシャスは日光を好みますので、出来る限り日当たりの良い環境で 育てるようにしてください。
日照不足になると前述の通り、葉の色が薄くなってしまうだけでなく、 葉の付き方も悪くなってしまいます。
置き場: ポリシャスは1年を通して日当りのよい場所に置くようにしてください。
ポリシャスは耐陰性もありますので、日当りの良くない場所でも 枯れてしまうことはありませんが、ヒョロヒョロと伸びて
樹形が見苦しくなってしまいます。
水やり: ポリシャスの水やりは、春〜秋にかけては鉢土が乾いたら与えるようにします。
夏場は毎日たっぷりと与えるようにしてください。 葉水をすることにより、より株の成長を促すことが出来ます。
冬は乾燥気味で管理するようにします。
肥料: ポリシャスの施肥は置き肥が基本です。
施肥は春〜秋の間に行い、緩効性の置き肥を2ヶ月に1回与えます。
植え替え方法と時期: 育成期になっても新芽が出ないときは根詰まりの可能性があります。 その場合には、植え替えの必要があります。
植え替えの方法としては株を鉢から出し、鉢土を落とし、 傷んだ根をカットします。
その後、一回り大きなサイズの鉢に専門用土で受け付けます。 水はけをよくするために赤玉土を入れるのもオススメです。
剪定やスタイリング: ポリシャスの特徴としては、やはり羽状の葉の形ですが、 幼木の頃は大きな切れ込みが入るのですが、 株が育つにつれて葉の切り込みが浅くなる特徴があります。
このような場合は、6〜9月の育成期に切り戻しを行います。
切れ込みが浅くなった成葉をカットすることにより新芽を芽吹かせます。 新芽に切り込みの深い羽状葉がつきます。
病害虫: ポリシャスにつきやすい害虫はハダニとカイガラムシになります。
これらを見つけたら、防除剤で除去します。
越冬: ポリシャスの越冬には5℃以上の温度が必要になります。 そのため、冬を越すためには室内の暖かい環境が必要になります。
殖やし方: ポリシャスは挿し木で殖やします。
挿し木をする場合には、生育期の6〜8月に行ってください。
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