コドナンテ
イワタバコ科 常緑蔓性低木
【学名】 Codonanthe
【別名】 トパーズ・プリティー
【原産地】 ブラジル
【花期】 5〜10月
【結実期】 9〜11月
【耐陰性】 普通
【耐寒性】 普通
【最低温度】 5〜10℃
【乾燥】 普通
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 挿し木、株分け
【病害虫】 カイガラムシ、アブラムシ
【育てやすさ】 普通
コドナンテはブラジル原産の蔓性の観葉植物で、 やや厚みのある葉をつけた茎が長く伸び、垂れ下がって育ちます。
市場によく出回っているコドナンテの種類は グラキリスとエレカンスで、ラッパ状で白色のかわいらしい花と、 オレンジ色の美しい実を楽しむことができます。
コドナンテ・エレカンスは葉や花が大きな種類です。
自生地でのコドナンテは、アリに蜜を与えることにより、
アリが受粉と種子の散布を手伝ってくれる共存関係にあります。
コドナンテは基本的には高温多湿を好む観葉植物で、 育て方が比較的簡単であるため、初心者にもお勧めです。
日当たり: コドナンテは基本的に日当たりを好みますが、 真夏の直射日光は葉焼けを起こす可能性がありますので、 避けるようにしてください。
置き場: コドナンテは花付きをよくするためにも明るい日陰で 管理してあげるようにします。
冬は暖かい室内に取り込むようにします。
水やり: コドナンテの水やりは、育生期の春〜秋にかけては 鉢土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。
夏場は水を切らさないように鉢が乾く前に水を与えます。
肥料: コドナンテの施肥は育生期の春〜秋の間に、 緩効性の肥料を2〜3ヶ月おきに置き肥して与えます。
植え替え方法と時期: 成長して根詰まりするようになったりしたら植え替えが必要です。
コドナンテの植え替えは5〜7月に行います。
剪定やスタイリング: コドナンテはオレンジ色の実も楽しみのひとつですが、 花が咲いても実がならないことがあります。
この場合には人工授粉をすると実が付きます。 人工授粉は花粉を綿棒などに付け、他の花につけるだけなので、 非常に簡単です。
病害虫: コドナンテの管理で注意が必要な病害虫は 春〜秋にかけてのカイガラムシとアブラムシです。
カイガラムシを見つけたら早急に歯ブラシなどこすり落としたり 薬剤で防除するようにしてください。 初期の段階であれば湿らした布で拭いたり、 シャワーで洗い流すことも出来ます。
越冬: コドナンテは寒さにはあまり強くないので、 越冬のためには暖かい室内に取り込むようにしてください。
越冬のための最低気温の目安は5℃ほどですが、 低温になると葉が落ち始めますので、 なるべく暖かい10℃ぐらいを目安にするとよいでしょう。
殖やし方: コドナンテは育生期の春〜夏にかけて 株分けや挿し木により殖やすことが出来ます。
挿し木の方法としては、伸びたつるを5センチ程度にカットし、 1〜2節の葉を残して、下葉を取り除きます。
上下を関達えないようにして、専門用土に挿します。
1ヶ月ほどで発根しますので、根を確認したら鉢上げします。
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