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ツピダンサスの概要
ツピダンサス

ウコギ科 常緑広葉樹




【学名】 Tupidanthus 

【別名】 インドヤツデ

【原産地】 熱帯アジア 

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 やや弱い

【耐寒性】 普通

【最低温度】 3℃

【乾燥】 普通 

【肥料】 置き肥

【殖やし方】 挿し木、取り木 

【病害虫】 ハダニ、カイガラムシ 

【育てやすさ】 普通




ツピダンサスの特徴
ツピダンサスは熱帯アジア原産の観葉植物で、光沢のある緑色の葉が
瑞々しく人気の観葉植物です。

ツピダンサスは生長すると10mほどまで生長します。
大きく伸びるとつる状になるのも特徴です。

ツピダンサスの魅力である艶のある葉は掌状葉で、不規則な模様の入る
品種のものもあります。


ツピダンサスは主に2種類の品種が市場に出回っていいますが、
それぞれの特徴を下記に紹介します。

カリプトラツス
ツピダンサスの代表的な品種で、特徴の艶のある葉は長細いタイプ。
大きく育ち、自生地では10mを超えるものも。

ブラッサイア
熱帯アジア〜オーストラリア、ハワイが原産の品種。
少し太めの小判型の葉が垂れて付くのが特徴で、
その姿からオクトパスツリーとも呼ばれる。



ツピダンサスの育て方
日当たり:
ツピダンサスは耐陰性がありますので、暗い室内での管理でも
枯れてしまうということはありませんが、葉が落ちやすくなります。


置き場:
暗い室内では枯れませんが、葉が落ちやすくなってしまいますので、
年間を通して、できるだけ日の光に当る場所で管理するようにします。

冬は暖かい室内に取り込んで管理してください。


水やり:
ツピダンサスの水やりは、鉢土が表面が乾いたらたっぷりと与えます。

冬場は耐寒力をつけるために水やりを控え、乾かし気味に管理します。


肥料:
ツピダンサスの施肥は育生期の春〜秋にかけて、
2〜3ヶ月ごとに緩効性の化成肥料を置き肥して与えます。


植え替え方法と時期:
ツピダンサスは生長して鉢と株のバランスが悪くなったり、
根詰まりが始まったら植え替えが必要になります。

植え替えの時期は5〜8月が適期になります。


植えつける用土は排水性の良いものを使うようにしてください。
鉢底に大きめの赤玉土を敷くと排水性が良くなります。


大きく育てたくない場合は、根を1/3ほどカットしてから、
同じ(大きさの)鉢に植えます。


剪定やスタイリング:
ツピダンサスは中鉢〜大鉢で株仕立てにするのが一般的なアレンジで、
大鉢で育てれば存在感のあるインテリアグリーンになります。


ツピダンサスは生長に伴い伸びすぎたりして、バランスの悪い枝などは
切り戻して樹枝を整えるようにします。

また、葉が少なくて見た目が貧相になってしまった株は、
先端をカットしてわき芽を出させて、葉をたっぷりとつけさせてください。


病害虫:
ツピダンサスの管理において注意が必要な病害虫は、
春〜秋にかけてのハダニやカイガラムシが発生になります。


越冬:
ツピダンサスは寒さに強くはありませんので、越冬のためには
気温の下がる冬場は暖かい室内に取り込んで管理する必要があります。

越冬のための最低気温の目安は3〜5℃になります。

冬の間は水やりを控えめにし、乾かし気味に管理するようにします。


殖やし方:
ツピダンサスは挿し木や取り木で殖やすことができます。

これらの時期は5〜8月が適期になります。

バリエガタは取り木でしか殖やすことができませんので注意してください。



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