フィカス・プミラ
クワ科 常緑匍匐性低木
【学名】 Ficus pumila
【別名】 オオイタビ
【原産地】 日本、中国、東南アジア、インド
【花期】 −
【結実期】 −
【耐陰性】 あり
【耐寒性】 あり
【最低温度】 0℃
【乾燥】 弱い
【肥料】 液肥
【殖やし方】 挿し木、株分け
【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ
【育てやすさ】 簡単
フィカス・プミラは日本〜東南アジア〜インドにかけて分布する 3cmほどのハート型の葉がかわいらしい観葉植物です。
葉には臼い覆輪斑が入るのが特徴です。
見た目は繊細ですが、丈夫で育てやすく、耐陰性もあるので 室内でも場所を選ばず飾ることが出来ます。
フィカス・プミラの茎はつる性で地面や誘因木などに 這うようにして成長しますので、トピアリー仕立てにして、 好みの形に育てることが出来ます。
フィカス・プミラの中でもホワイト・サニーという品種は、 ライトグリーンの葉に薄い黄色の縁取りが入り、 その見た目からインテリアプランツとして人気があります。
フィカス・プミラは多湿と乾燥に弱く、 葉を落とす原因になりますので、注意するようにしてください。
土が常に湿っているような加湿の状態になると、 葉の色が変色をし始めてしまいます。
反対に乾燥しすぎると葉が縮れてきて枯れてしまいます。
日当たり: フィカス・プミラは耐陰性がありますので、 基本的にはどんな場所においても育てることが出来ます。
置き場: 日陰でも育てることは可能ですが、長期間日の当たらない 環境に置くと、間伸びしてしまいますので、葉を茂らしたり、 丈夫に育てたい場合には日当たりのよい場所に移してください。
水やり: フィカス・プミラの水やりは鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
トピアリー仕立ての場合には、葉全体に葉水を与えてください。
肥料: 施肥は生長期の春〜秋にかけて、月に1回ほど速効性の液肥を与えます。
植え替え方法と時期: 株が成長して根詰まりし始めたら植え替えをする必要があります。 植え替えは生長期の春〜初秋の間に行うようにしてください。
植え替えの際は、大きく育てる場合には一回り大きな鉢に、 同じ大きさをキープしたい場合には根を1/3ほど落として 同じ(サイズ)の鉢に植えます。
剪定やスタイリング: フィカス・プミラはこんもりと仕上げたい場合には、 まず伸びたつるは思い切って短めにカットします。
新芽が出て4〜5cmほどになったら先端をカットします。 これを他の新芽にも繰り返し行います。
こうすることで脇芽を増やし、こんもりと仕立てることが出来ます。
フィカス・プミラは葉が小さく、かわいらしい色と形をしており、 つる性の観葉植物ですのでトピアリー仕立てにするのも人気です。
トピアリー仕立ては、曲げやすいワイヤーで好みの形を作り、 これにつるを這わせればできあがりです。
竹籤などに這わせれば和風にもアレンジすることが出来ます。
病害虫: 春から秋にかけてカイガラムシやハダニの発生がしやすいので、 葉水を与えるなどして予防してください。
発生しているのを確認したら、早めに薬剤散布などで防除します。
越冬: フィカス・プミラは耐寒性がありますので、零下にならなければ 越冬は可能ですので、霜や雪に注意すれぱ屋外でも問題ありません。
殖やし方: フィカス・プミラは育生期の春から夏にかけて、 挿し木や株分けで増やすことが出来ます。
挿し木は、伸びた茎を5〜8cmほどに切り取り、 下葉を落として排水性のよい土や観葉植物の専門用土に挿します。
1〜2ヶ月で発根を確認したら鉢に植え替えます。
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