ドラセナ・レフレクサ
キジカクシ科 常緑広葉樹
【学名】 Dracaena reflexa
【別名】 ドラセナ・レフレクサプリオメル
【原産地】 マダガスカル
【花期】 5〜6月
【結実期】 なし
【耐陰性】 あり
【耐寒性】 弱い
【最低温度】 10℃
【乾燥】 普通
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 挿し木
【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ
【育てやすさ】 普通
ドラセナは観葉植物の中でも多くの種類があることで知られます。
中でも、ドラセナ・レフレクサはマダガスカル原産の観葉植物で、 美しい緑色の葉が人気です。
よく枝分かれし、ゴージャスで瑞々しい樹形で お部屋に潤いを与えてくれるインテリアとしてオススメです。
また、マイナスイオンの発生を助け、空間の空気をキレイにしてくれる エコプランツとしても人気があります。
ドラセナ・レフレクサの種類にもいろいろあります。
観葉植物として人気があるのは、園芸種として改良された 葉の外側に鮮やかな薄い黄色の斑があるソング・オブ・インディアや、 中央にも淡いストライプのラインが入るソング・オブ・ジャマイカなどです。
レフレクサはドラセナの中でもゆっくりと成長する種類ですので、 頻繁に枝を刈り込んだする必要はありません。
自然に生長していく姿を楽しむようにするとよいでしょう。
日当たり: ドラセナ・レフレクサは耐陰性がある観葉植物なのですが、 基本的には日当たりを好む植物です。
よく日に当てるようにすると葉の黄色い斑が鮮やかになります。
大きな株を育てる場合には、2週間ごとに鉢の向きを変えて 株全体に日光を当ててあげるようにしてください。
置き場: レフレクサは耐陰性があるので室内でも育てることができます。 できるだけ風通しのよい場所に置くようにしてください。
ただし、基本的には日当たりを好む植物ですので、 窓際に置くようにするとよいでしょう。
水やり: ドラセナ・レフレクサの水やりは土の表面が乾いたら たっぷりと与える程度で十分です。
また、冬場の水やりは控えめにし、乾燥気味に管理します。
肥料: 施肥は春〜秋にかけて緩効性の置き肥を2〜3回与えます。
冬場は特に肥料を与える必要はありません。
植え替え方法と時期: ドラセナ・レフレクサの植え替え適期は、 株の生育が旺盛になる5〜8月の間になります。
レフレクサは水持ちと水はけのよい土が適していますので、 土の配合のオススメとしては下記になります。 赤玉土:6 腐葉土やビートモス:3 パーライト:1
剪定やスタイリング: レフレクサは生長が遅いので、枝葉のカットは基本的に必要ありません。 枝をカットしたりせずに自然のままの姿を楽しみます。
真っ直ぐに育てるためには、よく日光に当てるようにします。
病害虫: ドラセナに発生しやすい害虫はハダニやカイガラムシです。 春から秋にかけて発生しやすくなりますので注意してください。
これらの害虫の発生予防のためには葉水を与えるようにし、 発生した場合は薬剤散布で駆除してください。
越冬: ドラセナ・レフレクサは寒さには弱いので、冬を越すためには 10℃以上が目安になりますので、室内の暖かい場所に置く必要があります。
また、水やりは控えめにし乾燥気味で管理してください。
殖やし方: ドラセナ・レフレクサは春から初夏にかけて、 挿し木で殖やすことができます。
挿し木方法としては、茎を1〜2節に切り清潔な用士に挿します。 通常、1本の茎から4〜5個に切り分けることができます。
挿し方は、縦でも横でも問題有りませんが、縦に挿す場合には 枝の上下に注意し、横にする場合は、上から士をかぶせるようにすると 根や芽が出やすくなります。
茎挿ししたものは日向に置き、水をたっぷり与えてください。
2〜3週間ほどで根と新芽が出てきます。
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