ストレリチア・レギナエ
バショウ科 常緑多年草
【学名】 Strelitzia
reginae
【別名】 ゴクラクチョウカ、バードオブパラダイス
【原産地】 南アフリカ
【花期】 一年中
【結実期】 −
【耐陰性】 弱い
【耐寒性】 強い
【最低温度】 0〜5℃
【乾燥】 強い
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 株分け
【病害虫】 カイガラムシ、アブラムシ
【育てやすさ】 簡単
ストレリチア・レギナエは茎がないのが特徴で、 高さは1m程まで生長します。
長い楕円形の葉が特徴的で、円筒状の花茎の先端に花が咲きます。 花は外側は柑黄色、内側は青紫色となります。
レギナエの花は、形がバブアニューギニアに生息している 極楽鳥に似ていることから、ゴクラクチョウカとも呼ばれます。
ストレリチアの仲間には、他にも青色の花をつける
ストレリチア・ニコライなどがあります。
ストレリチア・レギナエは室内での管理よりも、 ベランダやバルコニーでの管理に向いている観葉植物です。
日当たり: ストレリチア・レギナエは日当たりを好む植物ですから、 日の当たる場所で管理するようにしてください。
真夏も直射日光をたっぷりと当てて上げることにより 丈夫な株に育てる事ができます。
置き場: 前述の通り、春〜秋にかけては直射日光に当てることで 花つきがよく、丈夫な株に育てることが出来ます。
冬は暖かい室内に取り込み、ガラス越しに日光に当ててあげます。
水やり: ストレリチア・レギナエの水やりは、春〜秋にかけては 鉢土が乾いたら与える程度で十分ですが、 夏は頻度を上げ、葉水も与えるようにしてください。
冬は水やりを控え、乾かし気味に管理してください。
根が多肉質ですので、乾燥には比較的耐えますが、 水を与えすぎると、根が太く大きくなることにより鉢を割ったり、 持ち上げたりするので注意してください。
肥料: ストレリチア・レギナエの施肥は、春〜秋にかけて 緩効性の化成肥料を2〜3ヶ月おきに与えるようにします。
植え替え方法と時期: ストレリチア・レギナエは根詰まりや根腐れされ等、 根にダメージがあると、葉の元気がなくなりしおれてきます。
このような状況では植え替えが必要になります。
植え替えは育生期である春〜秋に行うようにしてください。 傷んだ根を落とし、観葉植物の専門用土に植えます。
植え替えた鉢は、新しい環境に慣れるまでは2〜3週間ほど、 水やりを控えめにし、半日陰で管理するようにしてください。
剪定やスタイリング: 新しい葉が出てくると、古い葉がしおれて枯れてくることがあります。
放っておいても自然になくなりますが、見た目が汚くなるので、 早めに取り除いてあげるようにします。
病害虫: ストレリチア・レギナエの管理で注意が必要な病害虫は、 春〜秋にかけてのアブラムシ他やカイガラムシになります。
これらの発生を見つけたら、水圧で洗い流したり、 薬剤散布により防除するようにしてください。
カイガラムシはロウ状のからに覆われているので、 通常の薬剤では効かないことがありますので、 必ずカイガラムシ専用の薬剤を使うようにしてください。
越冬: ストレリチア・レギナエはある程度の耐寒性がありますので、 暖地では屋外でも越冬可能ですが、霜や雪には注意が必要です。
越冬のための最低気温の目安は5℃です。
冬の間は水やりを控え、乾燥気味に管理するようにします。
殖やし方: レギナエは春〜夏にかけて、株分けにより殖やす事ができます。
レギナエの株分けの手順は下記になります。
植え替えをする株を鉢から出します。 根が張って株が抜けにくい場合には鉢を割る必要があります。
取り出した株を2〜3株に切り分けます。 手で引きちぎるよりも、よく切れるナイフなど切り分けた方が、 その後の根付きがよくなります。
傷んだ根は取り除いて、新しい鉢に植えます。 水はけをよくするために、鉢底に大きめの赤玉土を敷きます。
植え付け直後は1ヶ月ほど、明るい日陰に置き、 水やりは控えめにして根付くのを待つようにしてください。
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