ゴールドクレスト
ヒノキ科 常緑針葉高木
【学名】 Cupressus macrocarpa 'Goldcrest'
【別名】 コニファー、ウィルマ、イトスギ
【原産地】 カリフォルニア州、メキシコなどの北中米
【花期】 −
【結実期】 −
【耐陰性】 普通
【耐寒性】 強い
【最低温度】 10℃
【乾燥】 やや弱い
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 挿し木
【病害虫】 ハダニ、カイガラムシ
【育てやすさ】 簡単
ゴールドクレストはモントレースギの園芸品種である コニファーの代表種として人気の観葉植物です。
ゴールドクレストは生長しても自然と樹形が円錐形にまとまり、 淡いライム色の葉色が人気の秘訣です。
庭木として地植えにしたり、コンテナーガーデンの寄せ植え、 鉢植えにして室内に取り込んだりと様々な利用方法があります。
近年では品種改良も進み、葉色や葉の出方の異なる
さまざまな園芸品種が市場に出回っています。
ゴールドクレストは強い風に当たらない日当たりがよい場所で 水切れさせないようにするのが管理の基本です。
日当たり: ゴールドクレストは基本的に日当たりを好む性質があります。
日当たりで管理すると枝葉が密に茂り、株も丈夫に育つのですが、 葉色が濃くなってしまうので、薄い色が希望の方は、 半日陰で管理した方が良いでしょう。
また、夏の強い直射日光は葉焼けを起こしてしまうことがあるので、 避けるようにします。
日陰で管理すると葉色が淡く美しくすることができますが、 徒長してバランスが悪く、軟弱な株に育ってしまいます。 また、陰になる側が枯れ込むこともあります。
置き場: ゴールドクレストは室内の日当たりの悪い場所でも枯れませんが、 長い間くらい場所で育てていると軟弱な株になりますので、 ときどき、日の当たる明るい場所に移してあげるようにします。
水やり: ゴールドクレストは根が少ないため水ぎれに弱いので、 水切れさせないように水やりをすることが大切です。
水やりは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。
風通しが良すぎる場所でも乾燥がすすんで、葉がちりちりになるので、 室内であれば冷暖房の風が直接当たる場所は避けてください。 また、こまめに霧水をかけて湿度をキープするようにしてください。
肥料: ゴールドクレストの葉色は新芽の芽吹きが一番きれいです。 多肥になると葉色が悪くなってしまうので注意してください。
施肥は新芽が出始める4〜5月から秋口にかけて、 1〜2回、緩効性の化成肥料を置き肥して与えます。
植え替え方法と時期: ゴールドクレストはコニファーの中でも比較的生長が早いので、 生長して鉢と株のバランスが悪くなったら植え替えが必要です。 根は少なめなので根詰まりの心配はほとんどありません。
植え替えの際には根にダメージを与えないように、 根はいじらないようにするのがポイントです。
剪定やスタイリング: コニファーは庭木としての庭植えたコンテナでの寄せ植え、 鉢植えと様々な楽しみ方があります。
鉢植えではミニ観葉〜大鉢仕立てで楽しむ事が出来ます。
庭植えでは大きくなると倒れやすくなりますので、 支柱を付けたり風よけをするなどの対応が必要になります。 これは、根が少ない植えに浅く張る習性が原因です。
ゴールドクレストの樹形と葉色を美しく保つためには、 こまめに伸びた芽を摘み取ってあげる必要があります。
強い風に当って枯れてしまった部分や伸びすぎた枝などは カットして整えてあげる必要があります。 剪定ばさみなどでカットした直後は、枯れたように茶色くなって しまうことがありますが、新芽が出れば元に戻るので大丈夫です。
病害虫: ゴールドクレストの管理で注意が必要な病害虫は、 春〜秋にかけてのハダニとカイガラムシになります。
乾燥するとこれらが発生しやすくなりますので、 直接冷暖房の風の当らない場所に移したり、こまめに霧水を 与えるなどして空中湿度を保つようにしてください。
越冬: ゴールドクレストは耐寒性があるので霜や雪の被害にさえ注意すれば、 屋外でも越冬させることが可能です。
越冬のための最低気温の目安は0℃になります。
冬の間は水やりは控え目にし、乾かし気味に管理するようにします。
殖やし方:
ゴールドクレストは春〜秋にかけて挿し木で殖やすことができます。
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