寄せ植えは、いくつかの観葉植物をまとめて植えることで、
それぞれをお部屋に置く時とは違った印象となります。
寄せ植えに必要なものは、寄せ植えのための鉢と、
寄せ植えのための数種類の植物、鉢底ネット、専門用土、
マルチング用の化粧石などです。
寄せ植えの観葉植物を選ぶ際のポイントとしては、
見た目のバランスも重要ですが、管理条件が似たような植物を
選ぶことが大切になります。
当然ですが、生育環境の大きく異なる観葉植物を寄せ植えにすると、
すべての植物が丈夫に育たなくなってしまうことがあります。
寄せ植えの手順しては、まず鉢に鉢底ネットを敷き、
その上に鉢の1/3程まで専門用土を入れます。
全体のバランスを調整しながら、観葉植物の配置を決めます。
それぞれの植物の植える位置が決まったら、用土を入れて、
植物を固定し植えていくのですが、この際のポイントとしては、
背の高い植物から植えるようにすると植えやすくなります。
最後に化粧砂などで表面を覆うマルチングを施すと、
見た目もきれいにまとまります。
寄せ植えの鉢も全体のイメージを決めるのに大きな役割を果たします。
盆栽用などの和風の鉢なら落ち着いた雰囲気の寄せ植えになりますし、
白や黒の艶のある陶器の鉢ならモダンな雰囲気に、
デザイン性の強いものであれば存在感のある寄せ植えになるでしょう。
また、溶岩を削ってつくられた溶岩鉢も人気がアップしてきています。
溶岩鉢は保水効果に優れており、管理が楽なのが特徴です。
また、ナチュラルな印象の寄せ植えになるのも特徴と言えるでしょう。