なぜ起こるの?
こどもが痙攣をすると、全身でなくて手足だけのものでもとても心配になります。
痙攣はなぜ起こるのでしょうか?また、痙攣から考えられる病気などはあるのでしょうか?早速調べてみました。
痙攣ほど親を心配させる症状はありません。痙攣は体の運動をつかさどる脳の神経細胞が過剰に興奮状態になったときに起こります。運動をつかさどる神経細胞の一部だけが興奮状態になっているときには、その部分が担当するからだの部分だけの痙攣となることもあります。
赤ちゃんの痙攣の原因で最も多いのは熱性痙攣です。赤ちゃんの脳は熱に弱く、体温が高くなると興奮状態になりやすいのです。そのために風邪をひいたり、それ以外の発熱をきたす病気になったときに脳細胞が暴走を始め、それが全身痙攣となって表れます。赤ちゃんの20人に1人は熱性痙攣を経験することが分かっています。
熱性痙攣以外の原因で痙攣を起こすものに癲癇があります。転換は熱性痙攣ほど多い病気ではありませんが、150人に1人ぐらいで癲癇発作を持っています。癲癇は脳の一部あるいは全体に興奮しやすい神経細胞があるために起こります。脳波検査をすると痙攣を起こしていない時でも神経細胞が興奮しているために、癲癇波という異常な波形が見つかります。
最近は少なくなりましたが、脳炎や髄膜炎といった脳の感染症でも痙攣が起こります。また、低血糖症などの代謝の病気や、脳腫瘍、脳内出血といった脳に傷ができる病気も痙攣の原因になります。
このように、赤ちゃんの痙攣の原因は実にさまざまです。赤ちゃんが痙攣を起こしたら、一度、専門の小児科を受診し、原因を調べてもらう必要があります。
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