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子宮筋腫の診断と治療法
どのような治療があるの?

 子宮筋腫の診断方法や治療法について調べてみました。




触診
 まず腹部を触っての診断によって子宮筋腫が触れるかどうかを調べます。具体的には、膣内に挿入した指と下腹部に当てた手の両方を使い、子宮や卵巣の状態を調べます。

超音波検査
 超音波による画像診断で筋腫の大きさや位置、数を調べます。お腹の上から行う経腹法と膣の中から行う経膣法があります。
 経腹法は、お腹の上からプローブと言う超音波を発信し,かつエコーを受信する器具を表面に当てて広い範囲を観察します。その際、皮膚とプローブの間の細かい空気を取り除き、鮮明な画像を得るためにゼリー状のものを塗ります。経腟法は、腟の中に細い筒状の器具を挿入して、子宮や卵巣およびその周囲の状態を見ます。

MRI
 磁気共鳴映像法。超音波検査で腫瘍があった場合などさらに詳しく調べるために行う。磁気の共鳴現象を利用し、コンピュータで画像化する検査。筒状の機械の中に15分程度動かずに横になります。

子宮鏡検査
 子宮の中に内視鏡を挿入して、子宮の内部を観察します。

 かかるのは婦人科・産婦人科どちらでもかまいません。


 治療法としては、基本的に良性の腫瘍なので、症状がない場合や検査の結果筋腫が小さい場合は経過観察を続けていくことも多いですが、主な治療法は薬物療法と手術です。

薬物療法

ホルモン療法: 月経を一時的に止め閉経状態を人工的に起こし、筋腫を萎縮させる方法です。副作用として更年期症状が出たり、骨量が低下したりします。


手術 (症状が強い、筋腫が大きい場合には手術が必要になります)

全摘手術: 子宮全体を摘出する手術

核出手術: 筋腫だけを取り除く手術。ただし、再発の可能性が高くなります。また妊娠中は流産や子宮破裂の危険性があるため通常手術は行わず経過観察になります。






妊娠初期 (0〜12週)

妊娠中期 (13〜27週)

妊娠後期 (28〜42週)



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