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羊水過多症の治療法
どうやって治療するのでしょうか?

 羊水過多症の治療法についても調べてみました。

 基本的に羊水過多症はその他の治療可能な疾患を見つける所見のようなもので、治療としては、安静、減塩、水分制限、利尿薬くらいしかすることはないのだそうですが、下記に代表的な治療について調べてみました。 




子宮収縮の抑制

 羊水量の増加のために子宮内容積が増加するため、一般的には子宮収縮が頻回となり早産傾向が認められることが多くなります。
 子宮収縮の抑制には、入院にて安静、子宮収縮抑制剤(塩酸リトドリンや硫酸マグネシウムなど)の投与が行われますが、必ずしも子宮収縮の抑制は可能とは限りません。

羊水の除去

 羊水量が増加するために圧迫症状が極端な場合には、羊水の除去が必要になる場合もあります。たとえば腹部膨隆のための呼吸困難のコントロールが不可能、子宮収縮の抑制が不可能、妊娠子宮による圧迫痛が激しいなどの場合がそれにあたります。
 具体的には経腹的にテフロン針を羊膜腔内に穿刺挿入し、ゆっくりと羊水の除去を行います。必要に応じて羊水の除去を繰り返さなければならない症例もあります。

インドメタシン療法

インドメタシンは子宮収縮抑制作用とともに、胎児の尿産生を減少させる作用があります。胎児尿が減少すれば羊水量は減少するために緊急避難的にインドメタシンが使用される場合もあります。






妊娠初期 (0〜12週)

妊娠中期 (13〜27週)

妊娠後期 (28〜42週)



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