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胎盤の役割
胎盤ってどんな役割があるの?

 まず最初に、完成された胎盤は直径20cm×厚さ3cmほどの円盤状で弾性のある肉状の臓器です。



 子宮に付着している面を母体面、赤ちゃんを包んでいる面を胎児面と呼び、臍帯が付着しており赤ちゃんのおへそにつながっています。

 胎盤は簡単な形態をしていますがその役割は非常に多岐にわたり、成人でいう所の呼吸器(酸素の供給と炭酸ガスの排出)や消火器(各種栄養素の供給)、内分泌器(書くホルモンの生産と分泌)、造血器(血液の生成)、泌尿器(老廃物の排出)と胎児の成長に欠かすことのできない役割を果たしています。

 妊娠中の母親の健康上に異変が起きたり合併症などを起こした際に、胎盤の上記の機能が低下することがあり、胎児の成長に非常に大きな影響を与えたり、最悪の結果を招いてしまうこともあります。

 胎盤の状態がよければ母体が持っている免疫抗体が胎盤を通して赤ちゃんに運ばれ、生後しばらくの間、免疫力や抵抗力が与えられ病気などから守ってくれます。






妊娠初期 (0〜12週)

妊娠中期 (13〜27週)

妊娠後期 (28〜42週)



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