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カルシウムの取り過ぎは難産の原因？

　妊娠中にカルシウムを取りすぎると胎児の骨が固くなり、難産になりやすいとのうわさを聞いたことがあります。

　これは本当なのか早速調べてみました。

　まず、成人に必要とされているカルシウム量は１日あたり６００ｍｇと言われており、これは牛乳をコップに一杯以上の量に相当します。

　妊娠中には更に３００ｍｇのカルシウム量が必要になるので、コップ２杯分の牛乳に相当するカルシウムを摂取する必要があります。

　また、妊娠経過中にカルシウムを過度に摂取することによって胎児の骨に沈着して固くなってしまうというような事はないようですので、心配する必要はなさそうです。

　しかしながら、出産予定日を２週間以上過ぎたりすると、稀ですが胎児の頭蓋骨の化骨が進み難産傾向になることがあることもあるみたいですが、これはまたカルシウムの過剰摂取とは別の問題ですので、カルシウムの過剰摂取は特に気にしなくてよさそうです。

妊娠まで

妊娠初期　（０〜１２週）

妊娠中期　（１３〜２７週）

妊娠後期　（２８〜４２週）

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