何℃を超えたら飲ませられる？
子供が熱を出す際に、38℃未満であってもぐったりとしていたり、反対に38.5℃を超えているのに元気に見えるときもあります。
どちらの時に解熱剤を飲ませるべきなのでしょうか？早速調べてみました。
まず始めに平熱ですが、平熱は一人ひとり違いますので、元気な時に何回か朝夕に体温を測って平熱を知っておくことは大切です。乳幼児であれば平熱が37℃であっても珍しくはありません。
子供は一般に熱があっても元気です。さすがに38.5℃を超えるとぐったりしたり、食欲がなくなったり、機嫌が悪くなることもが多くなりますが、結構元気な子供もいるようです。そういう場合は38.5℃以上だからといって解熱剤を使う必要はありません。
解熱剤を使う目的は子供を楽にしてあげることにあります。発熱のために辛そうでなければ解熱剤を使わなくてもよいとのことです。また、熱を下げることによって水分の摂取をすすめて脱水状態にならないようにすることも考えてよいと思いますが、体温だけにこだわらないことです。何度になったら解熱剤を必ず使わなければならないということではありません。
また、解熱剤だけが熱を下げる方法ではなく、体の中心に近いところ(首や腋)を冷やすこと（クーリング）も有効なので、解熱剤を使う前にはそちらを試みることをおすすめします。
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