便秘がひどくなる

　一般的に女性には便秘の傾向のある人が多く、妊娠時や産褥時にはその傾向が増加すると言われてはいるようです。

　女性に便秘が多いのは女性特有の性周期によるS次結腸や直腸の運動の変化や、女性特有の習慣によるものだと考えられています。

　妊娠すると大きくなった子宮が腸管や胎盤内の神経叢を圧迫することで便秘が増徴されると考えられています。

　しかし、便秘には何日間便が出ないと便秘とするかなどの明確な定義があるわけではないので、データの取り方については議論の余地は多分にあるようです。

　便秘の治療法としてはやはり１日1回決まった時間に排便する生活習慣を身につけ、食物繊維の多い野菜類を中心とした食事療法を行ない、改善が見られない場合には薬に頼ることになりますが、流早産や胎児への影響を考え緩下剤を使うようにしたほうがよいとの事ですが、主治医とよく相談することが重要のようです。

妊娠まで

妊娠初期　（０〜１２週）

妊娠中期　（１３〜２７週）

妊娠後期　（２８〜４２週）

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