嘘をつく子

　どうも子供が嘘をつくことを覚えたようで、怒られたり責められたりすると嘘をついて責任を回避しようとします。どうしたらよいのでしょうか？

　早速調べてみました。

　まず、大人でも嘘をつく、人間は嘘をつく生き物であると言うことを念頭に置く必要があります。嘘をついたことのない人間など、まずいません。

　心理検査や就職活動の質問などに嘘尺度というものがいれてあり、当然嘘でもよい項目なのに、そうでないと答える人はきちんとその検査に答えてないと判断するものもあります。

　これを理解したうえで、なぜ子供が嘘をつく必要があるのか？これがポイントになります。

　例えば、子供がいけないことや悪いことをしたときの叱り方はどうでしょうか？しっかりとビシッと叱ってよいのですが、子供を逃げ場なく追い詰め、自尊心を傷つけたり、否定し拒絶するような叱り方を続けていると、子供は嘘に嘘を重ねざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。

　叱る時には、その行為そのものを叱るようにして、子供の存在そのものを傷つけ否定するような叱り方は控えるようにするのが大切です。

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