日本脳炎の予防接種

　夏になり周りに蚊が増えてきました。日本脳炎は蚊から感染すると聞きました。心配ですので、まだ１０ヶ月ですが予防接種を受けさせても大丈夫でしょうか？また、一般的にはいつ頃受けさせるものなのでしょうか？

　早速調べてみました。

　日本脳炎は豚の間で流行し、豚から豚・人へと蚊が媒介する病気です。最近では日本脳炎ウイルスを媒介する蚊（アカイエカ、コガタアカイエカ）が減り、又豚が人里はなれた場所で飼われることが多くなったこと、そして予防接種が有効なことによって人の患者は毎年数十人以下に減っています。

　そこで一般的には日本脳炎の予防接種は３歳頃から始めるように計画されています。

　最近日本脳炎患者の比較的多く出る地域は九州、四国、中国地方であり、一方豚の間でも日本脳炎ウイルスの広がり具合も毎年調査されています。

　平年どおりの様子ならば、この予防接種は３歳から始めるので大丈夫ですが、もし流行の兆しがあれば定期接種の時期は６ヶ月〜９０ヶ月となっていますので、３歳まで待たずに受けることができます。

乳児期(０〜３ヶ月)

４〜１２ヶ月

1歳

2歳

3歳

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