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はしかの予防接種と副作用
いつ受けるのがよい?

 はしかの予防接種はいつぐらいに受けるのが効果的なのでしょうか?また、副作用はないのでしょうか?
 早速調べてみました。




 はしかは大変うつりやすく、しかも肺炎や脳炎などの合併症の頻度が高く、最近でも毎年10〜50人の子供が命を失っている怖ろしい病気ですから、是非とも予防接種で予防する必要があります。

 母親が十分な免疫を持っていれば、赤ちゃんは胎盤、臍の緒を通じてその免疫抗体をもらって産まれますから、その母親からの免疫(母子免疫)の残っている9ヶ月くらいまでは、はしかにかからないですみます。
 はしかのワクチンは生ワクチンで、弱毒化したウイルスが生きたまま入っていますから、母子免疫の残っているうちにはしかワクチンを注射すると、ワクチンのウイルスがその免疫のために死んでしまって効果を挙げることができません。そのため、はしかワクチンのほか、風疹、おたふくかぜ、水疱瘡などの注射による生ワクチンは母子免疫が確実になくなる満1歳になってから行うようにしてください。

 したがって、はしかワクチンは1歳になったらなるべく早く、自然の感染を受ける機会のある前に受けるようにしてください。
 副反応としては、注射して5〜14日ぐらい後に10人に1〜2人の割合で熱が出たり、軽い発疹が出ることがありますが1〜2日で治まる程度です。脳炎のような思い副反応は極めて稀で100万回に1回くらいの割合だそうです。











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