予測検温と実測検温とは?
赤ちゃん用の体温計が売られていますが、大人用では不十分なのでしょうか?赤ちゃん用の体温計を購入したほうがよいのか?そのメリットを調べてみました。
子供の体温計は安全性を考慮して、落としても割れにくい構造・材質で作られています。また、検温を嫌がる子供が多いので、短時間で検温できる体温計が多く使われています。検温を嫌がらないとしても、体温を測っている間ずっとじっとしていられる赤ちゃんはほぼ皆無です。
子供を家庭で正確に検温するためには、わきの下に水銀体温計を10分以上入れて測る実測検温が望まれますが、一般的には簡易に図ることのできる予測検温が行われています。
大人であれば口腔内で測ったり、病院であれば肛門内で検温する場合がありますが、家庭で行う場合には安全性の心配もありますので、わきの下に入れると数十秒後にピーピーと音を鳴らして知らせてくれる予測式の体温計が一般的に使われています。これは、体温計を入れている数10秒の間の温度変化により、体温を自動計算して表示するものです。
しかしながら、これは本来の計測機器とは異なり、国の検定基準がありませんので、どうしても不正確になりがちです。従って、体温計の表示と、体を触った感じとが異なる場合には、再度、検温し直すようにしてください。
また、予測式の体温計でより正確に検温するためには、しばらくわきの下を押さえてほぼ一定の温度になったところで体温計を入れるようにします。最近は耳に当てるだけで一瞬にして測れる体温計もありますが、寒いときに検温すると非常に不正確なようです。
しかし予測式の体温計は、これらのことを理解した上で正しく使用すれば、非常に使いやすく便利な体温計ということができそうです。
我が家でも、わきの下ですぐに測れる体温計を購入しました。
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